ラインナップ lineup

casa cross十字に広がる家

コンセプト

自然の光は四季折々でその表情を変え、また時間とともに移ろいゆくものです。戸建住宅の魅力のひとつは、設計次第でこの「光」を存分に感じられることではないでしょうか。

光は、人の感受性を育む上で大切な要素でもあります。とくに子どもたちにこそ、光ある環境で、自然の表情を肌で感じる暮らしを送ってほしい。こうした願いがcasa crossには込められています。

内と外の世界が関係性を遮断することなく、ゆるやかに結ばれる。このテーマの要になったのは"中間領域"です。中間領域とは、ウッドデッキや軒下など家の内と外をつなぐ空間をいい、そこでは光、風、雨など自然のさまざまな表情が感じられます。

十字方向に美しく広がるリビングは、28帖の大空間を実現

casa crossでは、構造のコアを四隅に配置することで十字方向に広がる開放的な空間が生まれました。

28帖もの大空間をもつ2階のリビングは、四方に大きな窓を持ち、そこでは光と風の流れが感じとれます。新しい中間領域の姿が、ここに実現したのです。

四隅に配された“箱”が、家に安定した強さと機能性をもたらす

「閉じながら開く」。これは、casa crossのデザインをひと言で表現した言葉です。光を多く取り込むために開いていたいけれど、それではプライバシーが成立しなくなってしまう。そこで、"1階部分は閉じて、2階は開く"というデザインが考えられました。四隅に箱のようなスペースを配し、十字型のフロアが2つ重なる構造。この四隅の"箱"が、耐震強度と収納などの機能性を同時に確保しています。

間取りの自由度が高いから、あらゆる家族構成・スタイルに順応

十字型の居住スペースは、家族構成の変化やライフスタイルに合わせて、自由に間取りが変えられます。1階部分の窓は、プライバシーの確保と防犯面を考慮し、スリット窓を4面に1カ所ずつ配置。

逆に、2階は"箱"以外の四方をすべて窓にした、開放的な空間です。昼間は時間ともに変化する光の表情が室内を彩り、通り抜ける風に四季の表情を感じることができます。

夜は窓際からこぼれる灯りが、ほのかに暮らしの気配を伝えつつ外観の美しさを際立たせるのです。

建築家プロフィール

大石 和彦

福岡県生まれ。1979年九州芸術工科大学工学部環境設計学科卒業。病院や医療施設の建築設計を経て、施主の想いを形にする住宅設計に興味を持ち、1995年に大石和彦建築アトリエ設立。九州産業大学、近畿大学、積水ハウスなど建築関連の講師も数多く担当。2011年北九州建築文化賞、福岡県美しいまちづくり賞(2001年優秀賞、2002年・2003年大賞、2010年優秀賞)など受賞歴多数。

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