美術館のようでもあり、 テーマパークのようでもある。 笑顔はじける家

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「まるでジェームズ・タレルの作品のよう」
森岡家を訪れたある人は、こう言ったという。
ジェームズ・タレルは、光そのものをアートとして表現する芸術家だ。白い壁に囲まれたバルコニーから見上げる空が、まさにタレルの作品のごとく空を切り取り、光を美しく感じさせるから、こんな印象が語られたのだろうか。まるで白い額のなかで、刻一刻と表情を変える空は、たしかに、頭上に飾られた芸術作品のようだった。

 

吹き抜け部分の広い壁には、幅2.3mにもおよぶ大きな絵画がかけられている。中学校教師をしているご主人の亮さんが、同僚の美術の先生から贈られたものだという。
「新築祝いにと、ご自身で描いた絵を贈ってくださったんです。この壁に大きな絵をかけたいと工務店の方にお願いしたら、絵を吊るすレールをつけてくれました。本当に美術館みたいでしょ」と奥さまのあさみさん。

森岡さんご夫婦の家づくりは「casa cube」への一目惚れからはじまった。「一度気に入ってしまったら、ほかの何を見てもピンとこなかった。いざ暮らしてみたら機能性も抜群! ちなみにお隣もcasa cube なんです。お向かいにも建ったらいいのにね、なんてお隣の奥さまとよく話しています(笑)」

「casa cube」独特のスタイリッシュさのなかにアートな雰囲気が漂う森岡邸。だが、ちょっと振り返ると、そこにはまるでテーマパークさながらの景色が広がる。4歳のとあ君は、やんちゃ盛りのお兄ちゃん。弟のるか君は、とあ君よりもさらに元気に磨きがかかった2歳の男の子だ。そして、ミニチュアダックスフンドのエイム(8歳)とハル(6歳)。ちょうど2歳差の4人きょうだいのように、ふたりと二匹は日々、家の中を駆けまわる。そのさまは、まるで遊園地にいるかのようだ。
「彼らにとっては家の中が遊び場。家の中に閉じた空間がないので思い切り遊べるのでしょう」
美術館のような一面とテーマパークのような一面を併せ持つ森岡邸。子供たちが大きくなったとき、この「casa cube」はいったいどんな表情を見せる家になっているのか、今から楽しみだ。

室内からクルマが眺められるリビング。ガレージ付きは、クルマ好きの亮さんたっての希望。