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家づくりと価格の関係。「casa」の家の“コスパ”について考える

#規格住宅 #住宅デザイン #豊かな暮らし

コストパフォーマンス

結論からいえば、「casa」の家の価格はそう安くない。さて、なぜだろう?

「casa」の家の代名詞である「プロダクトカーサ」は、あらかじめデザインや仕様、設備が決まっている、規格住宅です。そして、そのデザインや仕様・設備はみなさんお気づきのように、「安さ」をかなえるためにセレクトしたものではありません。では、何のために?

「casa」の家が何かを選択する基準。それはいつも「豊かな暮らし」のため。自然と生活が整う美しい間取りや動線、そこに居るだけで心地よくなれる空間づくり、五感にはたらきかけてくる素材選びなど。 家での暮らしがより素晴らしいものになるように、小さなパーツひとつひとつからキッチンやバス・トイレの設備まで、すべて熟考のうえで選び抜いています。

ですから、「casa」の家の価格は「ローコスト住宅」と呼ばれる規格住宅や建売住宅と比較したとき、どうしても高くなります。時に「数十万円〜数百万円高い」というケースもしばしば発生します。

「casa」の家の価値を感じていただけたら、この「価格」はコスパがいい

「豊かな暮らし」を約束できる高品質の家を、可能な限りコストパフォーマンよく建てる際に必要となる正直な金額。それが「casa」の家の価格です。 といっても、「casa」の家は、高級な設備や部材を選び、贅沢をしているわけではありません。

むしろ、あまたある選択肢の中から最良の設備や部材をいかにコスパ良く仕入れ、活用できるか。お客様が「購入してよかった」と心から思えるクオリティと価格のバランスをどのようにご提供するか。そのための努力を惜しまず、情熱を注ぎ続けています。また、関係各所で協力体制をつくるなどコストダウンも徹底しています。

「casa」の家は、金額だけ見れば「安くない」。けれど、デザインや空間のクオリティといった点に価値を感じていただければ、かなり「安い」と自負しています。「casa」の家を気に入ってくださり、何度かモデルハウスにいらっしゃったお客様からは、「比べるべき相手はローコスト住宅ではなく、ハウスメーカーの注文住宅かもしれないね」といった声をいただいたこともありました。

つまり、「規格住宅=ローコスト」を求める方にとって、「casa」の家は少し期待はずれの家かもしれません。おそらく「坪単価」で規格住宅を選ぶ際には、候補リストへ入れていただけない家でもあります。 しかし、これからの人生、満足と納得のいく空間の中で、豊かな暮らしを送りたい方には、自信をもって「選んでいただきたい」といえる家なのです。

「casa」の家が「コスパがいい」理由はまだまだつきない

「casa」の家の規格住宅・プロダクトカーサは、全国各地に先輩オーナーが大勢います。 そして、オーナー自身のマイホームに対する率直なレビューをホームページやインタビュー動画、SNSなどで誰もが平等に確認することができます。 モデルハウスも同様に、全国各地で各加盟店が施工した「casa」の家の見学が可能です。また、オーナーが現在お住まいになられている家を実際に見学できる「オーナーズハウス見学会」を活用されるお客様も多くいらっしゃいます。

たとえば新車を購入する際に、車体のデッサン画だけをチェックして決断する人はほぼいないでしょう。車より高額な家であればなおさらのこと。実棟である先輩オーナー宅やモデルハウスで確認した方が安心感を得られます。

さらに、プロダクトカーサは一定の技量を持つ工務店が繰り返し建てているので、施工の技術もブラッシュアップされ、年々その完成度が向上しています。 そういう意味でも「失敗のない」住宅であるプロダクトカーサは、コストパフォーマンスがいいと言えるでしょう。

また、注文住宅の場合、「世界でひとつの住宅」「自分たちのためだけの住宅」であるのが一番の魅力ですが、デザインや住み心地はプランナーやコーディネーターの腕まかせになる時も。時間と労力をかけて打ち合わせを重ねても、プランナーとの間に感覚のズレが生じると、自分たちが想像していた家とは少し違う仕上がりになることもあります。

一方で規格住宅の場合、家の仕様や設備があらかじめ決められているので、変更したい場所についてのみ打ち合わせすればOK。 仕事や育児で忙しいなか、毎週のように打ち合わせに出かける必要がなく、タイムパフォーマンスにも優れています。 打ち合わせ時間を削減できると、完成へとスピーディに漕ぎつけます。結果的にいま住んでいる賃貸住宅の家賃を節約できるといったコスパの良さも、オマケでついてくる。そんなところも「プロダクトカーサ」がお客様に支持されている理由のひとつです。