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「design casa」の注文住宅、建築家が「いい!」と思う理由 #03

#注文住宅 #デザインカーサ #建築家とつくる家

建築家とつくる家

建築家自身が考える「design casa」の魅力やメリットは?

建築家と建てる家づくり 「design casa(デザインカーサ)」 で設計を手がけている建築家のひとり、吉野伸一さんに、ご自身が考える「design casa」の良さをお聞きしました。建築家目線でとらえた魅力やメリットをぜひ家づくりのご参考にしてください。

「design casa」の建築家は全員、ヒアリング能力の高さがすごい

建築家との打ち合わせが、基本3回で完了する「design casa」

「design casa」では、「建築家との打ち合わせは基本3回」として、家づくりの標準プランに設定しています。

もちろん、打ち合わせ後にプランの変更を希望される場合は、工務店を通じてご相談いただけますので、ご安心ください。また、ご希望に応じて追加の打ち合わせ(有料)も可能ですが、これは稀なケースです。

多くのお客様が、3回の打ち合わせで理想の住まいにたどり着き、納得されたうえで着工を迎えています。

「design casa」の建築家に欠かせないのは、ヒアリングの才能

ではなぜ建築家との打ち合わせが3回で完了するのでしょうか?それは、「design casa」の建築家が優れたヒアリング能力をもっているからです。

たとえば、「家族が集まるLDKがほしい」というリクエストをいただいたとします。すると、「design casa」の建築家は「家族が集まって何をしたいのか?」「どんな時間帯に集まりたいのか?」「そもそも『集まる』とはどういうことなのか?」といった問いを、打ち合わせの中で雑談を交えながら自然に引き出し、より良い家づくりのための要素をうまく汲み取っていくのです。

「design casa」の建築家はしっかり聞くし、聞くだけじゃない

お医者さんのような感覚で丁寧に細かくヒアリング

打ち合わせで大切にしているのは、素直な目線でお客さんと向き合い、本音をしっかりと引き出し、丁寧にお話をうかがうという姿勢です。

たとえば、腹痛で病院に行った際に「お腹が痛い」としか言っていないのに、病名を決められてしまったら困ってしまいますよね。お医者さんは最適な治療を行うために、「痛む場所は?」「いつから痛い?」「チクチク痛むのか、ズキズキ痛むのか?」と細かく質問を重ねます。

「design casa」の建築家のヒアリングも、それと同じ感覚です。

ヒアリングでは「なぜ?」と問いかけることが重要

私の場合、ヒアリングの際には「なぜ?」という部分、つまり根拠となる部分もしっかりとお聞きしています。「なぜ?」という理由を理解しておくことで、無数にある選択肢の中から最適な答えを導き出すことができるからです。

この「なぜ?」と家を建てる環境を掛け合わせることで、答えはおのずと見えてきます。理由と環境を知っておけば、「こうにしかならない」といったイメージです。さらに、「なぜ?」を考えることで、お客様自身もご希望や想いを整理することができ、ご自身の家づくりの道筋が立てやすくなります。こうしたプロセスが、家が完成した後の納得感や満足感につながるのではないでしょうか。

もちろん、建築家はただお客様の言う通りにプランを立てるわけではありません。ヒアリングで収集した多くの要素をもとに、最適解と言えるプランを2回目の打ち合わせに向けて準備します。

建築家もお客様も、固定概念をもたずに話せるといい

断熱性・気密性の向上で、かつての常識が覆されています

今、家を建てるための技術や建材は大きく進化していて、断熱性や気密性が飛躍的に向上しています。その結果、これまで住んでいた実家やアパートで当たり前だったことが、必ずしもそうではなくなっています。たとえば、一軒家において「玄関は寒い場所」だと思っていませんか?しかし、それは一昔前の木造住宅の話です。

現在は、玄関とリビングを仕切らずに家全体をまるごと温める設計が主流となっています。つまり、家の中で玄関だけが寒いという状況は起きないのです。こうした設計が可能になったのも、家の断熱性や気密性が格段に進歩したからですね。

ちなみに、家の性能についてしっかりと勉強されているお客様も多いですが、「design casa」では高性能であることを大前提として担保しています。どうぞ安心なさって、理想の暮らしについて語り合いましょう。

生活スタイルの多様化で、家の間取りも多様化しています

間取りについても、お客さんと建築家がともに固定概念を持たずに打ち合わせできるといいですね。今は一般的になった2階リビングですが、昭和の頃にはあまり見られなかった発想ではないでしょうか?

私自身も、暮らし方、働き方が多様化している今、それに合わせた空間づくりを行っています。夜勤がある方、リモートワークが主な方、趣味を充実させたい方など、常識にとらわれず、その方に合った家づくりを行いたい。

それができる建築家が揃っているのも、「design casa」の魅力でひとつだと思います。

吉野 伸一
スタジオキチ合同会社

大分県日田市出身。日本大学工学部卒業。高校時代にフランク・ロイド・ライトに出会い、建築家を志す。日本大学工学部卒業後、複数の工務店に勤務し、2018年「スタジオキチ合同会社」を設立。現在に至る。

吉野 伸一
スタジオキチ合同会社

大分県日田市出身。日本大学工学部卒業。高校時代にフランク・ロイド・ライトに出会い、建築家を志す。日本大学工学部卒業後、複数の工務店に勤務し、2018年「スタジオキチ合同会社」を設立。現在に至る。

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