「casa skip」の最大のコンセプトである「スキップフロア」とは、フロアの高さを半階分ずらして交互に連続させる建築方法のことを指します。実際の床面積より広く感じられ、壁や扉をつけなくても高低差で空間を仕切ることができるのが特長です。

広く感じるのには理由があります。一般的な二階建ては壁で視線を遮られてしまいますが、壁がなければ、視線が上下斜めに抜けます。よって、室内が実際より広く感じられるのです。床下や天井などの余剰空間を省けるので、そこに部屋や収納をつくることもできます。都会のように高さに制限のある土地でも、スキップフロアなら制限内で2階建てが建てられるのもうれしいです。

「casa skip」は壁でスペースが閉ざされていないから、いつも「家族と一緒」を実感できる家です。たとえば、「2nd Stage」で身支度していても、「3rd Stage」で料理していても、「4th Stage」で遊んでいても、常にお互いの気配を感じながら過ごすことができます。しかも、それぞれの自由は確保されます。いわば「開かれた個室」のような役割が、スキップフロアの空間構成にはあるのです。

そして、複数のフロアに分かれているのに、自然とLDKに家族が集まるようになっているのもポイント。広々としたワンルームタイプのLDKには、視線をさえぎるものがありません。家族みんなが集い、心からくつろげる場所です。

「casa skip」には、 三角屋根が特徴的な『00』タイプ、スタイリッシュなキューブ型の『01』タイプ というふたつの外観デザインがあります。『00』プランは、短い階段で4つのフロアと屋上を交互に結んだ変化に富む構造です。フロアの高低差が空間をゆるやかに間仕切り、程よい距離感を生むことで、家族同士が心地よくつながります。『01』プランは、家の中心に設けた階段を通って各フロアにアプローチする設計。屋根まで届く大胆な吹き抜けが明るい光を室内に届け、気持ちのいい開放感をもたらしてくれます。どこにいても心地よさを感じられるのがうれしいです。

『00』、『01』、どちらのプランも、建てる土地を選ばず、さまざまなライフスタイルにフィットするよう計算しつくされています。