column casa コラム

適正価格で秀逸デザインの家が建つ“しくみ”を構築

#オリジナル建材 #適正価格のポイント #「casa」施工店

コストパフォーマンス

コストダウンの積み重ねも、適正価格の家に⽋かせない

コラム#01」、「コラム#02」では、「プロダクトカーサの規格住宅は決して安くない。でも家の持つ価値に対して、コストパフォーマンスがかなり⾼い」というお話をしてきました。テーマは、「豊かな暮らしがかなうデザインの家」「⼀⽣愛せる雰囲気の良さ」「ひとつひとつのパーツの重要性」など。デザインへのこだわり、「casa」の家が⼤切にしている概念的なお話が多かったと思います。

その裏側で、「casa」が続けてきた“直接的なコストダウン”も、様々なかたちで存在しています。そこで今回は家のクオリティを保持したまま、できる限り価格を抑えるために⾏っている、具体的な事例をお伝えします。

全国約350店の「casa」施⼯店で部材を共同購⼊し、コストダウン

「casa」の家に携わる「casa」施⼯店は、北は北海道から南は沖縄まで約350社が存在します。わたしたちが建具、バス・トイレなどの⽔回り設備、照明器具などをある程度セレクトしてメーカーと価格交渉できるのも、その350社の施⼯店がいるからこそできるコスト削減方法です。

また、多くの「casa」施⼯店で共通した仕様の建材・部材をつかうことで、⼩規模な「casa」施⼯店も数の恩恵を受けることが可能になりました。それが全国各地すべての「casa」施⼯店で、ハイコスパな家が完成する“しくみ”につながっています。

欲しいデザインは⾃社で制作。コストが膨らまない“しくみ”と工夫

「casa」の家の第1弾モデル「casa cube」がリリースされた2009年当時。まだ秀逸なデザインの建具(ドアや引き⼾)を製造しているメーカーは少なく、あったとしても⾼価で家の販売価格を押し上げる製品ばかりでした。

デザインは譲れない。しかしオーナーのためには販売価格も上げたくない。そう考えたわたしたちは、⾃社でデザインしたオリジナル建材を製作しました。オリジナル建材は「casa cube」専⽤ではありません。今後、プロダクトカーサのモデルが増えていき、ほかのモデルで活⽤することも⾒据えながら、当時まだ珍しかったハイドア(天井まで届くドア)を規格化。改良を重ねながら現在も使われています。

また、当時より「casa」の家の特⻑のひとつであったスチール階段も、ワンサイズに規格化。その後発売されたモデルの階⾼を「casa cube」と同様にすることで、新たなサイズのスチール階段を設計する費⽤を抑え、コストダウンにつなげています。現在、「casa」がオリジナルで製作している建材には、建具や階段のほかに、キッチン、収納、クロスなどがあります。そのどれもが使い勝⼿のよさと美しさの両⽅を追求した、こだわりのデザイン建材となっています。

「casa」の家なら建築中も完成後も、コストダウンが続いていく

建材の価格など“直接的なコストダウン”以外にも、「casa」の家には適正価格につながるポイントが数多くあります。

たとえば、規格住宅「プロダクトカーサ」の場合、家のデザインについての打ち合わせが最低限なので、打ち合わせ後、すぐに着⼯できます。家づくりスタートから完成までの時間が短縮されると、お住まいの賃貸住宅の家賃を数カ⽉分削減できるのもうれしいところです。注⽂住宅「デザインカーサ」の場合は、建築家との打ち合わせを3回で完結できるように工夫されています。通常、着⼯までに1年近くかかることもある注⽂住宅ですが、スピーディに準備を進めることで、こちらも家賃を削減できます。

また、プロダクトカーサがこだわる塗り壁には、ドイツ製の素材「STO(シュトー)」を採⽤。独⾃の⼯法で割れにくく、超撥⽔性能で汚れにも強いことから、⻑期的に⾒るとお客様の維持コストの⼤幅な削減が可能。先輩オーナーのコメントやお⼿⼊れ⽅法をWEB動画で紹介しているので、そちらも参考にできます。

さらに、デザインのことだけではなく、住宅品質保証サービスや、現場管理業務を効率化するシステムなども積極的に施⼯店に推奨し、安⼼の家づくりへの取り組みも充実させています。

このように「casa」の家のコンセプトのひとつである「コストパフォーマンス⾼く、適正価格の家を建てる」とは、さまざまな要素によって⽀えられているのです。