街も心も輝かせる、かわいくてかしこい家

出産前まではカーテンのコーディネーターをしていた奥さま。当時の仕事場の多くは、採寸や器具の設置のために訪れる入居前の新築の家だったそうです。誰も住んでいない家は、まだ冷暖房も設置されてないため、夏は暑く、冬は寒い。特に冬場は、しもやけをつくりながらの作業。ところが、そんな日々のなかで出合いが訪れます。

「ある家のコーディネートを担当したとき、初めて家の中に入ったら空気が気持ちよくて。それに、エアコンもついてないのに感じる温度が“ちょうどいい”。自分も住むのなら、絶対こんな家がいいな、と思ったんです。」その家が「casa carina」でした。

ちょうどその頃、N様夫妻には家を建てる話が持ち上がっており、運よくすぐに土地も見つかり、「casa carina」に住みたいという奥さまの願いはとんとん拍子に実現に近づいていきます。一方でご主人は「casa carina」の性能の高さと快適さを頭では理解していたものの、半信半疑な部分もあったといいます。

「主人は、暮らし心地はどの家でもそんなに変わらないのでは、と思っていたようです。ところが住んでみてはじめて、この家の違いを実感し、いまでは主人がいちばん、この家での暮らしを満喫しているのではないでしょうか。」

ご夫婦が以前住んでいた一戸建てでは、帰宅すると急いで窓を開けたり、エアコンをつけたりしないといけませんでした。しかし、「casa carina」に住み始めてからは、冷暖房はほとんど必要なく、結露の心配もなくなったそうです。

「オール電化にしたにもかかわらず、電気代が安くなったことに、主人は驚いていました。断熱性や気密性は高いのに、天然の本漆喰の壁のおかげで、空気はいつもさわやか。小さな子どもがいるので空気には敏感ですが、この家は、赤ちゃんにストレスのない、とてもよい環境を生み出してくれているんです。」

南欧風の家のデザインは、もともと奥さまの好み。ところが今では、「あたたかみがあっていいだろう。」と遊びに来る友人に自慢するのは、もっぱらご主人だとか。さらに隣近所は、すべて「casa carina」。真っ白な外壁は太陽の光に反射して、お互いの家の中を照らし合うという。

「白い家並みがギリシャみたいで素敵だね、と訪れる人によく言われます。同じ家に住む者同士、ご近所さんとは不思議と気が合って......。よくバーベキューやホームパーティーを楽しんでいます。“家”を中心に素敵なコミュニティが築けたこともすごくうれしいです。」