家族とひとつになって暮らす一体感が心地いい

リビングは心平くんの遊び場。安全に遊べるようにプレイマットを敷いている。

福岡市の郊外に建つ、四角い白い家。その“白い箱”の中では童謡のメロディが小さく流れ、もうすぐ1歳の心平くんを見守るご主人の康晴さんと妻の麻美さんの笑顔がある。川部さん一家が住む「casa cube」は、訪れた人をふわっとあたたかな空気に包み込む、そんな家だ。
ご夫婦それぞれに、お気に入りの場所を聞いてみた。「僕はリビングが好きです。ここで子どもと遊ぶのが何よりの楽しみなんです」。プレイマットが敷いてあるリビングは、まだヨチヨチ歩きの心平くんが安全にのびのびと過ごせる場所だ。
 「全部気に入ってるけれど、やっぱり台所!」。特にキッチンからリビングまでの一体感が好きだという麻美さん。実際にキッチンに立ってみると、リビングで遊ぶ心平くんと康晴さんの姿が最も良く見える特等席であることがわかった。

麻美さんは先日、遊びにきていたお姉さんに言われて、ある感覚をすっかり忘れていることに気づいたという。「たとえば、誰かが部屋を出て行ってちょっとドアが開いていると、寒いじゃないですか。でも、この家は仕切りがないので、部屋を出ていくとか寒いとかを感じることがないんです」。すると康晴さんが「その上、暖房の効きもいい。実はエアコンの設定温度は20度なんですよ。やっぱり断熱性能が高いんだと思います」と続けた。

冬はあたたかく、夏も外に出てみないとその日の暑さに気づかないほどだとか。家まるごとが快適なひとつの部屋というわけだ。

 「casa cube」の購入については、家自体を気に入ったのもさることながら、この家を手がけた工務店への信頼もその決意を後押ししたという。「一緒に土地を探して車でまわっている時、妊婦だった妻を気づかって胎教にいい曲を選んでくれたりと、担当の方の心の通った接し方が印象に残りました」。自分の家を建てるまでは、売り手との繋がりは“家が建つまで”というイメージだった麻美さんも、「“売ってさよなら”じゃなかったことが、うれしい。子どもが成長していけば、それに合わせていろいろ変えたいところもでてくるでしょう。これからもずっと家のことを相談できるんだと思うと、心強いです」と満足げだ。
これからどんな幸せな日々がくるのでしょうね、と康晴さんに問いかけてみた。「こうしていつまでもワイワイできる家であったらいいと思います。そのうち子どもにも反抗期がくるのだろうけど、いつも誰かのぬくもりを感じられる家だから心配してない」と笑顔の返答。さっきまでぐずっていた心平くんも、笑顔でパパの横顔を見ていた。