開放的で、明るい、白きキューブ

「この家って真っ白でしょう。娘の友だちに“美空ちゃんちってお城みたい”って言われているんです」
と話してくれたのは、奥さまの亜依さん。田嶋さんご家族が暮らすのは、景色のいい高台に建つ「casa cube」。この家が“お城”ならば、5歳の美空ちゃんと、歩きはじめたばかりの1歳の美月ちゃんは、さながらお姫様だ。

「お友だちが毎日のように遊びにきてくれて、ふと気づいたら子供たちの集まる場所になっていました。住んでいる私たちの心地よさを、幼いながらも感じてくれているのかもしれません」と亜依さん。お姫様たちは毎日何かと忙しく、そして元気いっぱい。しょっちゅう友だちが訪ねてくるし、広々とした1階を走り回っているかと思えば、2階の部屋でごっこ遊びがはじまる。このお城のなかはどこも、お姫様たちにとっての遊び場なのだ。

「これだけ広いと夢が広がります。バルコニーも16帖あって、夏は子どもとプール遊びをします。洗濯物を干してても、水をかけちゃう心配をしなくていいので、思いっきり遊ばせられることができます。今年は下の娘が歩きはじめたので、人工芝を敷こうかな」と、ご主人の俊さん。

暮らしを満喫しているのは、もちろん子どもたちだけではない。クルマが好きな俊さんは、リビングに面した屋内ガレージに愛車を格納している。「部屋の窓からクルマの姿がチラッと見える。贅沢だな、と思います。出かけるときはこの窓から、娘たちが見送ってくれるんです」

亜依さんは、家事をしていても子どもたちの姿がよく見えるキッチンがお気に入り。
「美空がよくダイニングテーブルに座って、手紙を書いてくれるんです。“ママ大好き”って。大きくなっても変わらず、ここで本を読んだり宿題したりしてほしい。娘たちと同じ空間のなかで、たくさんの時間を過ごしていきたいです」

この家にいると、自然に一体感が感じられる。俊さんの夢を聞いてみた。亜依さんとふたりの娘さんが、3人一緒にキッチンに立つ姿を見ることなのだと、こっそり教えてくれた。